お金の先生 ふえぞう です。
アフィリエイトブログで収益を上げるために必要な「SEO」。
このサイトは、不動産投資等で苦労されている財務状況を、アフィリエイトブログを通じて、改善を図りたい方を対象にしています。
ブログなどについての学び始めでは、また新しいことを覚えなければならないのか。。。と思うかもしれません。
しかし、アフィリエイトブログの運営と収益不動産の管理では「対象となる相手に対して、有益なサービスを提供する(ユーザーファースト)」という共通点があります。
今まで収益不動産の管理・運営を行ってきたあなたなら、きっと納得できる内容です。
それでは、SEOについてみていきましょう。
アフィリエイト関係の記事でよく見るSEOとは何か?
アフィリエイト関係の記事を検索するとよく見かける「SEO対策」ですが、カタカナやアルファベットでの説明がされているものの、やっぱりよくわからないというのが私の感想です。
ここでは、具体的に不動産に紐付けして説明していきます。
SEOとは?
まずは「SEO」とは、Search(検索)Engine(エンジン)Optimization(最適化)の頭文字をとって「SEO」と言います。
日本語にすれば「検索エンジンの表示ルールに沿うように自分のwebページを最適化する」といったところでしょうか。
まず「検索エンジン」ですが、不動産投資をされていれば、Real Estate Information Network System(不動産流通標準情報システム)、通称「レインズ(REINS)」という単語を聴いたことがあるかもしれません。
これはれっきとした検索エンジンで、不動産物件のデータベースから必要な(売買を希望する条件にあった)物件を表示するものです。
また、「エンジン」という単語を聞くと車やバイクのエンジンを思い浮かべる方も多いと思いますが、これは「プログラム」を意味しています。
つまり「検索エンジン」とは「調べたい情報を、データベース(やインターネット上)から探してきて表示するプログラム」となります。
検索エンジンは、検索をかけた人の要求(条件)を満たす結果を表示するプログラムですが、評価する項目や手順などは時間と共に改良・改善されています。
この改良されたプログラムにおけるルール(評価する項目など)と自分のアフィリエイトブログ等の表記ルールが合ってないと、検索結果の中に表示されないことになります。
そこで、自分のアフィリエイトブログやwebページを、検索結果に表示してもらえるように、HTML(アフィリエイトブログ等をwebで見るための言語)の表現を調整したり、構成を変更することを「最適化する」と言います。
SEOの誤解とは?
SEOは「検索結果の上位に表示をするための対策」という誤解をされている方は、少なくありません。
前項の「SEOとは?」の最後にほとんど書いてしまいましたが、「SEO」とは「自分のアフィリエイトブログ等の内容を、検索結果に適切に反映・表示するように検索エンジンに理解してもらうための対策」です。
その対策の結果として、検索結果の上位に反映・表示されるという流れです。
さらに言うと、SEO対策は裏技的なもの、とか、検索エンジンを騙すものといったネガティブイメージがありますが、本来の主旨ではありません。
例えるなら、SEOを行うことは、収益物件のオーナーが仲介業者へ出す広告(条件)の内容を正しく伝えることと似ています。
SEOと収益不動産運営の共通点とは?
SEOと収益不動産運営は似ているとお伝えしましたが、その共通点とは以下の通りです。
私たちは、自分の提供するサービスを、より多くの購入予定者や顧客候補に知ってもらうことで、この目標を達成する確率を上げていきたい。
つまり、
- SEO対策では「自分のアフィリエイトブログで紹介する商品や説明を見てもらいたい」
- 収益不動産運営では「部屋や駐車場などを貸りてもらいたい」
さらに、踏み込んでみると
- SEOの対策をして、検索エンジンに自分のアフィリエイトブログを適切に理解してもらって、検索結果の上位ページに表示してもらうこと。
- 物件の広告(条件)を適切に仲介業者へ理解・作成してもらい、部屋を借りたい人へ紹介してもらうこと。
このように比較すると、SEOというのは新しい概念ではなく、収益不動産運営を行っているとごく当たり前に行われている業務と捉えることができます。
インターネットの世界を説明するには、目で見ることができない世界なので、言語化をしなければなりません。
しかも、他人が定義した言語なので、正体不明のものと感じてしまうのです。
これが分かりにくい理由です。
アフィリエイトブログのSEO対策と検索エンジンの関係は?
アフィリエイトブログのSEO対策と検索エンジンの関係に入る前に、まずは検索エンジンはどのようなものか?どのような変遷を辿ってきたのかをみてみましょう。
検索エンジンの種類について
検索エンジンは大きく分けて、ディレクトリ型、ロボット型、メタ型、の3つの種類の型があり、時代によって進化してきました。
ディレクトリ型検索エンジン
1990年代までのインターネット初期の頃に主流であった検索エンジンで、基本的に人の手によってデータベースが構築されていました。
検索に対する結果の質が高く、目的に合致したページを表示させることと、特定の分野や地区の情報に強いことが特徴です。
一方、人の手による作業が主なため、データベースの対象となるサイト・ページ数が限られるのが欠点でした。
ディレクトリ型検索エンジンでは、頻繁に更新するアフィリエイトブログ等や激増するサイトには、対応しきれないということです。
この欠点を克服するために、データベースの構築もプログラムで行おうという流れが出てきました。
それが次の項目の「ロボット型検索エンジン」です。
ロボット型検索エンジン
ディレクトリ型検索エンジンの欠点を補うべく、「クローラ」と呼ばれる機能をプログラムに組み込んだことが特徴で、近年では主流の検索エンジンになっています。
クローラ(Crawler)とは、ウェブ上の文書や画像などを周期的に取得し、自動的にデータベース化するプログラムであり、主に検索エンジンのデータベース、索引情報(インデックス)作成に用いられています。
一方、検索エンジン最適化(SEO対策)を行う業者の存在が、「検索エンジンが表示順を決定する手順」を非公開としている要因になっています。
この「検索エンジンが表示順を決定する手順」を公開してしまうと、検索結果の上位に、SEO対策を行った業者のページが表示されてしまいます。
ユーザーが検索エンジンから知りたい結果と必ずしも一致しない可能性があるので、「表示順を決定する手順」が非公開になっているのです。
現在のSEO対策というのは、このクローラに対して、自分のアフィリエイトブログの内容やカテゴリが正しく伝わるように調整をしていくことに他なりません。
メタ型検索エンジン
1つの検索エンジンだけではなく、他の検索エンジンでも同じように調べたいときには、別の検索エンジンのページへ移動してから、再度検索をかけなければならないのでしょうか?
この手間を省くように現れたのが、メタ型検索エンジンになります。
別称「横断検索エンジン」で、さらに「統合型」と「非統合型」に分類されます。
統合型は、複数の検索エンジンで上位表示されるページから順に表示しますが、Googleなどの広告を表示するタイプの検索エンジンの結果には表示されません。
「Ritlweb (リトルウェブ)」 https://www.ritlweb.com など。
非統合型は、ニュース、翻訳、乗り換え案内、天気予報、掲示板などのそれぞれのジャンルへ検索を自分からかけにいく検索エンジンです。
「検索デスク」 https://www.searchdesk.com
検索エンジンの歴史
アフィリエイトブログでSEO対策をするためには、まず検索エンジンの歴史を簡単にたどり、理解を深めましょう。
検索エンジンの元祖は、1994年にスタンフォード大学の「ジェリー・ヤン」と「デビッド・ファイロ」がディレクトリ型検索エンジン「Yahoo」を開発しました。
翌年の1995年には、ソフトバンクがアメリカYahoo株を買い取り、「Yahoo!ジャパン」を立ち上げます。
ここからしばらくの間、Yahoo!ジャパンは日本の市場において独走状態になります。
そして、1997年に「infoseek」や「goo」といったロボット型検索エンジンが登場し、Yahoo!ジャパンもディレクトリ型からロボット型へ移行します。
1998年になるとロボット型検索エンジン「Google検索」が登場し、2000年にはYahoo!ジャパンも「Google」のアルゴリズム(ページの表示順を決める手順)を採用します。
ここまでが大まかな、検索エンジンの歴史です。
かつて日本の検索エンジンの主流は「Yahoo!ジャパン」と「Google」の2つがあり、2つのアルゴリズムについて最適化を考えなければなりませんでした。
しかし、2000年以降はどちらも「Google」のアルゴリズムによって検索結果を表示するようになったため、「SEO対策」は「Googleのアルゴリズム対策」と同義になりました。
アフィリエイトブログから考えるSEO対策
検索エンジンの歴史の最後でみた通り、現在のアフィリエイトブログの「SEO対策」を考えるならば、「Googleのアルゴリズム対策」を考えることとなります。
しかし、検索のアルゴリズムは非公開であったはずで、どのように対策をすれば良いのでしょうか?
Googleの品質に関するガイドライン
その答えは、「Googleの品質に関するガイドライン」というものがあり、
- 検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する。
- ユーザーをだますようなことをしない。
- 検索エンジンでの掲載位置を上げるための不正行為をしない。ランクを競っているサイトや Google 社員に対して自分が行った対策を説明するときに、やましい点がないかどうかが判断の目安です。その他にも、ユーザーにとって役立つかどうか、検索エンジンがなくても同じことをするかどうか、などのポイントを確認してみてください。
- どうすれば自分のウェブサイトが独自性や、価値、魅力のあるサイトと言えるようになるかを考えてみる。同分野の他のサイトとの差別化を図ります。
「Search Console ヘルプ ウェブマスター向けガイドライン」
このように示されています。
ユーザーに対して真摯に、利便性が上がるように、コンテンツの品質や価値を高めたサイトを作りましょう
つまり、アフィリエイトブログの記事を作るときは、
コピペ・裏技・不正行為などをせずに、ユーザーが読みやすくて知りたい、オリジナルの価値のある情報を提供することが、私たちが行うSEO対策の基本である
ということです。
アフィリエイトブログのSEO対策と収益不動産の管理法の共通点とは?
SEO対策の基本をみてみると、アフィエイトブログのSEO対策と収益不動産の管理用の類似点が炙り出されます。
ユーザーファーストの対策に注力することで私たちの望む結果を引き寄せることになり、ユーザーを蔑ろにすることで私たちの望む結果が得られなくなるのは、ネットの世界でも現実の世界でも共通しています。
ホワイトハットSEO対策と収益物件管理
ネット上におけるユーザーファーストの対策を「ホワイトハットSEO対策」と言います。
「キーワードに沿ったページの構成」、「リンクの作成」、「HTMLによる最適化」などは全てユーザーが見やすいページを作るための方法であり、
物件の特徴が「女性専用」とか「ペット可」といった方向性を決める(キーワード)、RAINSへの登録と周辺の仲介業者などへの働きかける(リンク)、広告の情報を見やすくする(最適化)
と置き換えてみると、不動産管理におけるユーザーファーストと同じように捉えられます。
ブラックハットSEO対策と不動産投資詐欺行為
一方、ネット上でのユーザーファーストではない行為を「ブラックハットSEO対策」と言い、現実では不動産投資詐欺行為にあたります。
具体的には、先ほどの「Googleの品質に関するガイドライン」にも「使用しないようにする」との記述がありますが、簡単に書くと、クローラに自分のアフィリエイトブログをわざと誤解するような方法です。
不動産投資詐欺では、入居率をいじる「満室詐欺」、「高利回りに見せる詐欺」、「節税になりますよ詐欺」などいつまでもなくなりません。
しかし、自分が詐欺に引っ掛からないように詐欺の手法を知ることは重要です。
同様に、
知らずに自分でブラックハットSEO対策をしていた
SEO対策業者に発注したが、その仕事内容が現在のブラックハットSEO対策に抵触していた
などということが避けられるように、私たちも少しずつでもSEO対策の勉強が必要であると考えられます。
まとめ
今回は、SEO、検索エンジン、その種類と歴史、SEOの内容などについてみてきました。
- ユーザーファーストの指針のもとで行動していく必要があること。
- また、自分を守るための知識を得るために、勉強が必要なこと。
アフィリエイトブログの運営も収益不動産の運営も、どちらも本質的には同じ心持ちで取り組む必要がありますね。
私も初心忘れるべからずでいきたいと思います。
それでは今回はこのへんで。
お金の先生 ふえぞう でした。
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