
お金の先生 ふえぞう です。
今回は、
「一日のチャート監視時間はたったの5分!簡単で単純なトレード方法で毎月100万以上を安定的に稼げるようになるための教材です。」
というキャッチコピーの「FXプーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル輝」の検証です。
過去に「光」「輝き」「火花」そして令和になり「光 令和version」を販売しているFXプーさんこと藤木章人さんが販売する情報商材です。
藤木さんは、会社員時代にFXトレードで成功する夢を持ち、詐欺商材や詐欺トレードグループに騙されつつも粘り強く勉強を続け、投資で生活ができるレベルまでになったそうです。
今回の「輝」を調べると、ネットでは「勝てない」と「イチオシ」の両方の評判があるので実際に調べてみました。

「FXぷーさん式 トレンドフォロー手法トレードマニュアル輝~かがやき~」
販売業者 | 株式会社ベアードライン |
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運営責任者 | 代表取締役 熊木 章人 |
所在地 | 東京都台東区上野6丁目1番6号 御徒町グリーンハイツ1005 |
電話番号 | 090-2304-0694 |
メール | takkiakk@gmail.com |
FXプーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル輝とは?

FXプーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル輝では、
「一日のチャート監視時間はたったの5分!簡単で単純なトレード方法で毎月100万以上を安定的に稼げるようになるための教材です。
一回につき1分程度、1日3・4回チャートを見れば十分な楽々トレードです。
そして狙うポイントはたった一つなので単純です。」
このような説明がなされていて、ここだけ読むとよくある商材と同じ・・・と思ってしまいます。
さらに読み進めると、
「過去~現在にわたりトレードで収益を上げる方法は全く変わっておりません。未来永劫勝ち続けるためのトレード方法は至ってシンプルなのです。インジケーターは何一つ必要ありません。そのシンプルなトレード方法を動画で詳しく解説しております。」
とあり、よくあるMT4などのソフトを使ったものではなさそうです。
それもそのはずで、この商材はソフトに頼るのではなく、「投資家としての実力をつける」ための教科書とも考えられるものだからです。
この商材が他のものと評価が二分していることについて、私は購入された方の学びの深度の違いであると感じました。
商材の内容
FXプーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル輝の内容は以下の通りです。
1. 特別動画 基礎編
第1章 最重要の基礎知識
第2章 ダウ理論
第3章 水平線の引き方
第4章 王道チャートパターン レジサポ転換
第5章 トータルで勝つ!勝率と報酬比率
第6章 損切りと利確
第7章 資金管理と勝ち組の行動
第8章 メンターと仲間
2. 輝 本編
第0章 輝 2018version
第1章.トレンド転換と優位性
第2章.2番煎じ、3番煎じと初動の違い
第3章.具体的なエントリー方法
第4章.報酬比率別メリット・デメリット
第5章.実際に計算してみよう!
第6章.トレンド転換場面を60通り見てみよう!
第7章.一子相伝 最終奥義トレーダーの心得
講義動画5時間半30分 画像120枚 PDF6枚
というビッグボリュームになっています。
商材のサンプル
「輝」本編のサンプルを視聴できます。
サンプル版)第0章 輝2018(1分55秒)
このサンプルは、エントリーをするときに何を考えているのか、についての説明をしています。
エントリーのルールは、インディケーターによるものではなく、ローソク足の動き方を見て行うものであると伝えてくれています。
過去のローソク足の推移から、チャートのこれからを想定する練習が必要になることを暗示しています。
サンプル版)第1章トレンド転換と優位性(3分25秒)
このサンプル動画の内容は、トレンドの転換するときの初動を狙う理由を説明しています。
一般のトレーダーはトレンドが現れたのを確認してからエントリーを行うので、利益を伸ばせる可能性が大幅に下がります。
トレンドが確認できるほど強く現れたときには、美味しい(利益を増やせる)場面はもう過ぎているのです。
(トレンドを確認して)安心してエントリーできる場所というのは、得られる利益が少ないことが多いです。
そこで私たちは、安心はできないが利益を最大化する可能性が高い「トレンドの初動」を狙っていくのです。
トレンドの初動の特徴についてはサンプルでは触れられていませんが、大きく動くためのエネルギーを溜めるための挙動があります。
サンプル版)第3章 エントリー方法と損切り・ストップの決め方
このサンプル動画は、上昇転換の場面におけるエントリー方法と利確・損切りについての説明をしています。
エントリー方法は、転換後の大陽線を基準に大衆が注目していた価格水準を見極めて、決定しています。
その水準近辺まで再び戻ってきたときにエントリーを行うというものです。
利確・損切りに関しては、自分の許容できる損切りの水準(動画では20pips程度)を元に2倍から5倍程度を想定してIFDONE OCOという注文を初めから出しています。
同意できるところは、水平ラインまで引き付けて指値注文を入れることと、水平ラインを線ではなく幅を持たせて考えていることです。
改良の余地があるところは、エントリーをローソク足の動きで決めているのに、エグジットはローソク足で決めていないところです。
とはいえ、まずは基本となるチャートの見方や考え方を知るという点では、参考になります。
FXプーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル輝の土台は?
FXプーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル輝は、ツールの類ではなく教科書のような存在であり、その土台となるのは「取引手法」と「メンタルコントロール」です。
この2つについてもう少し詳しくみてみましょう。
取引手法について
輝の取引手法は、トレンドフォローというタイプになります。
相場環境は、8割が一定の値幅で動く「レンジ相場」と残り2割の大きく値幅が動く「トレンド相場」に分類されます。
トレンドフォローというのは、トレンドは同じ方向に大きく値が動いていくので、大きな値幅を狙いましょう、というものですが、この通り取引ができるのであれば、私もあなたも苦労はいらない、ということです(^^;)
トレンドフォローの何が難しいのかというと、トレンドが出る前の相場環境がいつ終わるのかがわからない、ということです。
例えば、日本の四季を思い浮かべてもらいたいのですが、季節は「春」「夏」「秋」「冬」とありますがその境目というのははっきりとしないのと同じように、相場環境が変わる境目というのも、リアルタイムではわからないのです。
相場環境の変化については、大きく分けて「レンジ→想定するトレンド」「逆トレンド→想定するトレンド」の2種類があります。
この「輝」はトレンドが出る直前の「初動」と呼ばれる値動きの特徴を見てエントリーしていくのですが、その相場環境の変化を把握するための手段として「ダウ理論」を利用します。
「ダウ理論」とは、市場の値動きを提唱しようとしたのがアメリカの証券アナリストであったチャールズ・ダウでが提唱した「値動きについての理論」のことを言います。
ダウ理論の6つの基本法則全ての詳細についての説明はひとまず割愛しますが、「トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する」という法則について触れます。
「トレンドが継続する」という定義があるのですが、この定義をするために「値の水平ライン」の線を引いて判断するものがあります。
実はこの水平ラインが曲者で、自分で線を引くとそれが壁のように必ずローソク足が跳ね返るという誤った認識(バイアス)を持ってしまいます。
水平ラインをローソク足が超えられるのか跳ね返されるのかは、ローソク足が確定するまでわかりません。
ですので、水平ライン付近のローソク足の攻防を見ながら、ローソク足が確定する前に予想しながらエントリーするケースも出てきます。
このときに順行するのか逆行するのかは、当然わかりませんので必ず損切りを設置します。
輝では、エントリーするための判断力とエグジットの判断力の両方を高める練習をします。
一方で、ツールなどに頼っている方には申し訳ありませんが、ツールが損切りするのと自分が損切りをするのではメンタルダメージの差が天と地ほどもあります。
- ツールを使っている限り、取引のルールは「他人のもの」であり、損切りは「他人のルールが原因」と考えてしまいます(他責思考)。
- 自分で損切りを設置するルールは「自分のもの」であり、損切りは「自分のルールが原因」となります。
人は痛み(損切り、お金が減るなど)を回避する習性があるので、どちらのパターンが自分にとって楽かというと「ツールを使う方」の他責思考になります。
お金を増やすために投資をしているのに、お金が減るという状況を自分が引き起こしているなどとは考えたくもないですよね?(私も昔はそうでした)
ですが、相場で生きていくには、痛みについての認識を変化させないといけないので、もう1つの土台の「メンタルコントロール」について触れましょう。
メンタルコントロールについて
メンタルコントロールについてですが、まずは以下の動画を見てください。
(1.5倍速でも十分聞き取れる話し方をされています。)
このサンプルだけでも「一般参加者との差を持て」「大衆心理を利用しろ」「トレードの勉強(準備)をしっかり取り組もう」「学習は工夫をすることで楽しもう」「見苦しいトレードをしない」「柔軟な発想」「トータルで考えよ」などについて触れられています。
ダウ理論は、古くからある理論で、投資家として稼ぐ人や稼ぎたいと考えている人にとっては登竜門のような理論です。
僕も、メンタルについての学びが「一般参加者の意識」「大衆心理を利用する」ための土台を作る、と思います。
特に共感する言葉は「しっかりと勉強(準備)をしよう」というものです。
学習について一般の人が考えていることは「学習は学校の間にするもの」で、「人生全てが学習の場」とは考えていないものです。
「学習(学び)」の定義をトレードで稼いでいる人と稼いでいない人に聞いてみると、同じ定義にはなりません。
「学習」に対する認識の違いが、トレードで稼ぐ人と稼げない人の分かれ道になります。
最後の「柔軟な発想」「トータルで考えよ」についても、稼いでいない人は「勝つための方法が必ずある」「1回1回のトレードで全勝」などと幻想を抱いている人が多いです。
このような思い込みを変化させないと、トレードへの取り組み方に変化は起きません。
思考を変えると言葉が変わり、言葉が変わると行動が変わり、行動が変わると習慣が変わる。
考え方を変えるには、ぶっちゃけお金はかかりませんし、人生を変化させるには取り組みやすいです。
稼ぐための学習について
稼ぐための学習について少し補足していきます。
「人が学習する」システムというのは、「自分が何かをした」ときに「自分に対するフィードバック」があり、そのフィードバックが過去の自分の経験と結びついて「学習した」ことになります。
「自分に対するフィードバック」にはポジティブな要素もネガティブな要素もなく、自分の経験と結びついて初めて、「ポジティブ意味の学習」か「ネガティブな意味の学習」になります。
例えば同じ映画を見た人々の中でも、見た人の過去の経験との結びつきで、「感動する」のか「酷評する」のか分かれます。
トラウマは「ネガティブな意味の学習」の最たるものです。
では本題に入りますが、「自分がトレードをした」ときの「自分に対する(相場からの)フィードバック」とはなんでしょう?
・・・・・・・
・・・・
・
「利確した」か「損切りした」と答えた人は、残念ながら稼げない人の可能性が高いです。
ちょっといじわるな質問でしたが、「自分がトレードをした」のは何故でしょう?
チャートを見て値が「上がる」もしくは「下がる」と思ったからエントリーをしたのですよね?
であれば、「自分に対するフィードバック」は「上がる」もしくは「下がる」になります。
フィードバックが「損切り」と思う人は、「お金が無い」という経験と結びついて、トレードに対して「ネガティブな学習」をします。
自分の行動の結果がネガティブなこと(痛み)であれば、人は学習から遠ざかり、痛みを感じないようにツールや他人のルールにすがろうとします。
これが何度か繰り返されれば、トレードで稼げない人の思考が完成します。
この負のループから抜け出すためには、「自分がすること」を「値の上がり下がりの予想」ではなく、「エントリーとエグジットのルールを守ること」に切り替えます。
フィードバックが「得か損」ではなく「ルールを守るか守れないか」になれば、痛みが減るのでエントリーやエグジットに対するストレスが減ります。
次に、ルールが守れるようになれば、次の段階として「ルールの精査」に移れます。
さらに、エントリーのルールを精査するには、相場環境を意識せざるを得ないでしょう。
今の自分に足りないものをどうやって補うのか、にフォーカスすることで、今まで見えてなかったものも認識できるようになります。
このように、「学習」とは「今自分ができないことを、できるように修正する」と定義できている人が勝ち組トレーダーと言われる人たちです。
学習の方法を変更するためにも、ルールを作って従うことの重要性が伝わりましたでしょうか?
FXプーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル輝の口コミ
FXプーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル輝の口コミを見てみましょう。
良い口コミ
まずは良い口コミからです。

輝は市場参加者が意識するであろうライン1本だけ引いて、それを元にトレードするのでわかりやすいですね。
まだ手にしてから数日ですが、「これ使える!」と初心者でも感じることができるわかりやすさ、再現性の高さによる結果に繋がりやすい内容だと思います。
この教材の元を取るのに、私は2日で済みました。
トレード手法のイメージすら正しく掴めずFTやデモトレードの段階ですでに行き詰っていた私に、新たな道筋を示してくれ、非常に助けになりました。
良くない口コミ
次に良くない口コミです。

正直ダウ理論に毛が生えた程度の内容で、ここでしか学べないものではない。探せば似たような情報はネットで拾える。
講義動画も何度見ても水平線の引き方に一定の基準が見出せませんでした。
いかがでしたでしょうか?
FXプーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル輝の価値は?稼げるのか?
FXプーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル輝の価値は、ダウ理論やトレード技術についても学べるのですが、何より稼いでいる投資家のメンタルコントロールについて触れている点にあります。
また、口コミなどをみると、ケチョンケチョンな意見もありますが、「学習の定義」についても疑義を投げかけられるような教材であり、また、学習の定義だけでなく、「トレードに勝つ」「トレードで稼ぐ」など微妙な言葉の違いについても考えることができる教材と私は認識しています。
「稼ぐための学習」の項でも触れましたが、学ぶことは自分の知らない・出来ないことを修正していく作業なので、この教材だけでは足りないこともあります。
トレードが全勝の上に利益も積み重なるような完全なものなんて、そもそもありはしないのです。
自分が知らない内容が入っているものであればそこに価値はあります。
トレードにおいて、自分ができないことができるようになる、というご褒美として利益(勝率ではありません)が積み重なっていくようになります。
以上のことから、ダウ理論について学習が足りない人や相場環境を確認しないでトレードをしてしまう人には良い商材と思います。
まとめ
今回は「FXプーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル輝は稼げない?」ということで書いてみました。
私個人としては、トレードの「ルールが確立していない」、または、トレードは最低8割以上は勝ちつつ利益をあげられるものと「誤解している方」にだけオススメします。
教員時代にテストができなかったときに「次どうするんだ?」と聞いたら「勉強します(キリッ)」と答えていた生徒のことが頭をよぎりました。
何ができなくて、どのように取り組ませれば良かったのかアドバイスができなかったのです。
今では「学習する」とはどのようなプロセスなのか、と生徒に伝えられなかったことを少し残念に思えます。
今回「学習する」というプロセスの一部をお伝えできたのは、僕にとって勉強になりました。
何かわかりにくい項目などがありましたらお知らせください。
それでは今回はこのへんで。
お金の先生 ふえぞう でした。
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