お金の先生 ふえぞう です。
あなたがアフィリエイトブログやホームページを作りたい、もしくは作らなければならなくなったときに、それらがどのように作られているかご存知ですか?
世界中にあるブログやホームページの1/3以上が、「WordPress」で作成されている状況です。
WordPressは通常意識されることはありませんが、ブログやホームページの運営を行う側になったときには、少しの苦労と、とてつもない恩恵を受けることになります。
どのような苦労や恩恵があるのか、みていきましょう。
多くのアフィリエイトブログでWordPressが利用される理由
始めのところでも書きましたが、多くのアフィリエイトブログではWordPressが利用されています。
その理由は、
世界で圧倒的なシェアを獲得しているうえに、無料で使えるCMSである。
SEOフレンドリーかつ、レスポンシブルサイトが作れる。
サイトの追加機能ができる55,000以上のプラグインが使用できる。
などと説明がされているのですが、初見の人からすると、何を言ってるのかさっぱりわかりません。
そこで以下の項では、WordPressに関連する用語の説明をしていきます。
WordPressとは?
WordPressとは、ブログ等を作成するときに補助をしてくれるコンテンツ・マネジメント・システム(略してCMS)です。
webページは1990年代、HTML(Hyper Text Markup Langage)とCSS(Cascading Style Sheets)を用いて作成されていました。
HTMLはブログ等を作成するときの言語で、「文章の段落」「箇条書きのリスト」「テーブル」など、文書の構造についての情報を組み込むものです。
CSSも同じくブログ等を作成するときに言語ですが、「色」「大きさ」「ライン」「レイアウト」など、HTMLで書かれた文書を装飾するものです。
しかし、2003年にマイク・リトルとマット・マレンウェッグがスタートさせたWordPressによって、HTMLなどの知識がなくてもブログ等の作成ができるようになり、難易度が下がったようです。
WordPressは商用・非商用の目的を問わずに利用・修正・頒布することができ、またそれを利用する個人や団体の努力や利益を遮ることがないソフトウェアとして進化してきました。
現在は、PHP(サーバーがデータベースとやり取りするプログラミング言語)とMySQL(データベース管理システム)とで構成されています。
そしてWordPressは、ブログ等が見れるようにデータや画像などを統合・体系的に管理し、配信をしていることからコンテンツ・マネジメント・システム(通称CMS)とも呼ばれています。
HTMLで作成していたときには、webページを頻繁に更新することは大変でしたが、CMSのおかげで、ブログ等のページどうしを繋いだり、新しくページを追加することが容易になりました。
それでは、WordPressで作ったページの基本的な構成はどうなっているのでしょう?
WordPressで作るページの構成は?
WordPressがページを表示する、「ヘッダー」「本文」「サイドバー」「フッター」の4つのパーツが1セットとなって以下の図のように構成されています。

WordPressのようなCMSを利用しないでHTMLとCSSで作成するには、このような構成のページを1つ作るにしても果てしない労力が必要になります。
ましてやページどうしをつなげる作業を考えたら。。。
初期のwebページを作られていた方々には脱帽です。
アフィリエイトブログでWordPressを使う以外の方法?
今までの流れから、アフィリエイトブログを作成するにはWordPressを使う、という以外には方法はないのか?というと、必ずしもそんなことはありません。
ブログ等を作る必要がある人や、作ってみたいと考える人はいつの時代にもいます。
そのような人を対象として、「ホームページビルダー」「ホームページV4」「Dreamweaver」といったウェブサイト作成ソフトが作られました。
ホームページビルダー は、日本ではお馴染みのジャストシステムが開発
ホームページV4 も日本のソースネクストが開発
Adobe Dreamweaver は、アメリカのAdobeが開発
などがありますが、おそらく一番有名であろうホームページビルダーとWordPressの比較をしていきます。
WordPressとホームページビルダーを比較すると?
WordPressとホームページビルダーをいくつかの項目ごとに比較していきます。
どちらも一長一短ありますが、総合的に判断すると現時点ではWordPressがおすすめになります。
しかし、今後のアップグレードや性能の向上によっては評価が逆転する事もあるかと思います。
費用について
まずは、費用についてですが、ホームページビルダー本体は機能に応じて1万円〜3万円の間で価格設定されており、一方のWordPressの本体はフリーソフト(無料)になっています。
加えて、どちらもレンタルサーバー代が月額かかります。
ページの作成時間とサポート体制について
次に、ページの作成にかかる時間ですが、これはホームページビルダーの方が、WordPressよりも短いです。
WordPressは、慣れるまでの時間がかなりかかりますので、これはホームページビルダーには及びません。
また、サポート体制については、WordPressの方はフリーソフトという事もあり、困ったことやトラブルについては自分で調べないといけません。
しかし、ホームページビルダーはジャストシステムという企業へ質問ができますので、初心者には安心感があります。
ソフトについての情報量とSEO対策について
この項目に関しては、WordPressが有利です。
WordPressは、始めの方でも触れましたが、全世界の1/3以上のウェブページで採用されています。
そのためWordPressに関する情報は、インターネットや書籍で大量に探すことができます。
ホームページビルダーは会社のサポートはありますが、ブログ等の管理者同士の情報共有ができるという点においては、WordPressには及びません。
さらに、SEO対策という検索ページの上位で表示してもらうためには、必要な「技術」や「知識」があります。
SEO対策は「技術」や「知識」の塊なので、ホームページビルダーでSEO対策が充実しているものを使用する場合は、グレード(ソフトの金額)をあげなければなりません。
一方、WordPressは、グーグルで検索エンジンの開発責任者であった、マット・カッツ(Matt Cutts)氏はWordPressを使用することがGoogle検索において、SEO対策的に効果があることを認めています。
プラグインなどで、SEO対策の機能を次第に強化できることも踏まえると、ブログ等の作成に慣れれば、WordPressを使用する方のメリットが大きくなってきます。
と、ここまではWordPressとホームページビルダーの比較をしてきましたが、他にもホームページ作成ソフトはあります。
次の項で2製品の紹介したいと思います。
ホームページビルダー以外のソフトについて
ホームページビルダー以外のソフトについて簡単に紹介していきます。
●すぐに完成、更新もラク「ホームページV4」
初心者でもわずか4ステップで、サイト全体が作成され、あとはワープロ感覚で文章や画像などの内容書き換えや、追加をすれば完成します。
また、他のホームページ作成ソフトで作ったページのHTMLを取り込む(インポートする)機能がついているので、取り込んだ後で「タグ打ち」でも作成できます。
ただし、HTMLモードのみでのページ作成はできません。
ソフトの価格は4980円ですが、別途レンタルサーバー会社と契約し、ウェブスペースを用意する必要があります。
●はじめての人でも一から学べる「Adobe Dreamweaver」
HTMLやCSS、JavaScriptなどをサポートしているwebデザインソフトウェアを使ってwebサイトを簡単に作成、管理できます。
初心者から中級者以上までのチュートリアルがあり、わからないことはサポートコミュニティで質問することもできますが、やはり初心者には少し大変そうではあります。
かかる費用はソフトの購入費ではなく、サブスクリプションと言われる契約期間内の利用権利を買うための費用です。
不動産で例えると、持ち家を購入ではなく賃貸物件を借りるイメージで、月額2,480円(税別)で単体のDreamweaverを利用できます。
定期的に新たな機能が加わり、有償版の契約期間中であれば、新機能のリリース後、すぐに利用可能です。
アフィリエイトブログにおけるWordPressの長所と短所
アフィリエイトブログを作成する際に、WordPressを利用する際の長所と短所をまとめてみます。
WordPressを利用した場合の長所
やはり、利用者数の多いこととソフト自体の費用は無料であること自体が長所ですが、そこから派生する長所は他にもあります。
●SEO対策
ホームページビルダーとの比較のところでも書きましたが、元グーグルの開発者が、検索結果に対してWordPressを利用することの有用性について発言しています。
それだけでなく、以下にあるプラグインを利用してSEO対策を強化することもできます。
●テーマ
ブログ等のwebサイトの見栄えを決めるのが、このWordPressの「テーマ」になります。
そして、テーマには見栄えを決めるだけではなく、SEO対策やwebサイトを見るプラットフォーム(パソコンか、スマホか、タブレット)に応じて適切に表示してくれる機能をプラグインを使って追加できます。
テーマの選択肢の幅があることで、あなたのアフィリエイトブログは、他の有料ソフトでは出せないオリジナリティが醸し出せます。
また、そうは言っても、どんな機能があるのかわからないからやはり使いにくい、という人のために、最初から必要な機能を盛り込んだ「賢威」や「THE・THOR」のような有料のテーマが販売されています。
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●プラグイン
プラグインの説明の前に、まずWordPressを買った直後のスマートフォン(スマホ)だと思ってください。
スマホはそのままでも使えますが、便利なアプリを自分で入れていきますよね?
このスマホのアプリにあたるものをプラグインといい、種類も数え切れないくらい豊富です(実際に使うのは数種類ですが(^^;))。
プラグインの効果には、「お問い合わせフォーム作成」「ユーザー管理」「SEO対策」「ブログ作成補助(文章、リンク、HTML、CSSなど)」「セキュリティ強化」を実現するものがあります。
WordPressを利用した場合の短所
一方、WordPressを利用した場合の短所ですが、以下のようになります。
・表示速度はHTMLとCSSで作成したwebサイトよりも少し遅い。
・オープンソフトなので、サポートは自己責任となる。
・操作に慣れるまでに時間がかかる(テーマによっても微妙に違うので)。
・セキュリティも自己責任となる(セキュリティに関するプラグインはあります)。
などが挙げられますが、あくまでもあなたが「すぐに完成したものを」と考えるか、「自分の(知識を含めた)資産になるものを」と考えるかで、長所と短所の強さのバランスは変わります。
まとめ
今回は、多くのアフィリエイトブログで利用されるWordPressはどんなものか、について説明してきました。
WordPressでは覚えるべき用語や関連する用語も多く、初めはとっつきにくい印象です。
確かに、ホームページビルダーなどの直感で作るソフトの方が魅力的に映るとは思いますが、その会社がなくなってしまうと、どうにもならなくなってしまいます。
例えば、賃貸物件のオーナーが取り壊しを決めてしまったら、住人は住み続けられませんよね?
WordPressはなくなることもありませんし、ましてや利用者も多いことからwebページや書籍でも情報を集めることができます。
ブログ等のwebサイトを作り始める時は有料ソフトを使うとしても、いずれはWordPressについて学んだ方がネットの資産にもなるし、知識や対処する知恵は自分の財産にもなると私は考えますが、あなたはどうでしょうか?
それでは今回はこのへんで。
お金の先生 ふえぞう でした。
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